勉強のヒント

勉強中にアクティブリコールを適用する7つの実践的な方法

共有する

あなたが学生であれば、「アクティブリコール」という用語をおそらく聞いたことがあるでしょう。

今、最も話題になっている勉強法の一つですが、それにはちゃんとわけがあります。

定期的にアクティブリコールの実践は、学んだことを記憶するための、最良の方法の一つであることが示されています。

では、アクティブリコールとは何でしょうか?

言い換えれば、それは答えを見つけるためにあなたの脳内を検索するプロセスです。

アクティブリコールの例:

  • 試験中またはテスト中に質問に答えるとき
  • 昨日の昼食は何だったかと聞かれて、思い出そうとするとき
  • パートナーに「今日は何の日か覚えている?」と尋ねられ、記念日か誕生日かを思い出そうとするとき

では、なぜこの勉強法が推奨されているのでしょうか?

単に章を読み直したり、講義を何度も見返したりするのに比べ、積極的に答えを思い出すことは、最終的に答えをよりよく記憶するのに役立ちます。

アクティブリコールは「テスト効果」を誘発します。つまり、記憶から情報を取り出すと、その情報は長期記憶によりよく定着するという理論です。

アクティブリコールを活用するには?

アクティブリコールを勉強に応用する7つの実践的な方法を紹介します。

1) フラッシュカード

質問を表示し、答えを促すフラッシュカードは、アクティブリコールの象徴です。

学習にグラフや図を多用する場合あれば、問題が書かれた側にラベルのない図を入れるのも一興です。

可能であれば、多肢選択式の質問は避けてください。 質問と一緒に答えを示してしまうと、アクティブリコールを使って答えを探すことになりません。 それは単に答えを認識するだけなので、格段に簡単です。

ヒント:間隔反復が組み込まれたデジタルフラッシュカードに興味があるなら、Goodnotesの学習セットをチェックしてください。

2) ノートを取るときに質問を書く

これは成功に導くための簡単なヒントです。ノートを取る際、その内容に沿った質問を書きましょう。

そうすると、復習をするとき、ノートを受動的に読むだけでなく、能動的に考えるように促します。

もしあなたがコーネル式ノート術を使っているのであれば、ノートの左の欄に質問を入れることができます。

3) 立ち止まってまとめる

私たちにとって勉強のほとんどは、講義を聞いたり、教科書を読んだり、ノートにマーカーを引いたりするなど、非常に受動的なものです。

アクティブリコールを使う簡単な方法は、立ち止まって要約すること。 ときどき一歩引いて、自分が何を吸収しているのか考え、積極的に要約してみましょう。

これを簡単に行うには、やはりコーネル式ノート術が役に立ちます。 コーネル式ノートは、下部に要約のためのセクションがあるため、学習の際に一時停止を促すからです。

コーネル式ノートの無料テンプレートはこちらからダウンロードできます。

4) 練習問題と過去問を組み込む

練習問題や過去問は、あなたの脳をテストし、記憶を定着させるもう一つの機会です。

忘れてはならないのは、目的はすべてを正しく答えることではなく、その情報を取り出すプロセスに脳を慣れさせること(時には、答えを間違えることも役に立ちます)。

多くの教科書には、練習問題と、本の後ろ部分に解答が付いています。 また、教授によっては過去問やテストを解答付きで用意してくれることも。

模擬テストや問題集が見つからない場合はどうすればよいですか?

  • 他の学校でも、あなたのコースに似たものが開講されているはずです。 ネットで検索して、他の学校の同じようなコースの過去問がないか調べてみましょう。
  • Studocuのように、クラウドソーシングされた問題集や学習ノートを見つけることができるオンラインコミュニティがいくつかあります。

5) 復習を始める前にプレテストをする

上記と同じ流れで、復習の前にプレテストを行うと、実際に勉強する際により多くの情報を取り込めることが示されています。

勉強を始める前に、問題集や練習問題を利用することもできます。

ノートに質問を書いておけば(ヒント2)、これは簡単に行えます。 書き留めた質問に目を通し、答えてみてください。

時間がない場合は、目の前のトピックについて覚えていることを一通り(アクティブリコールで)思い出してみるのもいいでしょう。

6) 友人(題材について何も知らない人)に教える

教えることは、何かを覚える上で最も効果的な方法の一つです。 友達を見つけて、あなたが学んでいることを説明してみましょう。

そうすることで、知っているすべての情報に積極的にアクセスし、まとめ、要約したバージョンを作成することができます。

あなたの説明の矛盾を突いたり、理解できないことについてさらに質問したりするように促しましょう。 そうすることで、あなたは既成概念にとらわれずに考え、臨機応変に質問に答えることを余儀なくされます。

友達が興味を持っていなくても、心配しないでください。 想像上の友人でも大丈夫です。

重要なのは、あなたが知っていることを再構築し、他の人(根本的な概念や専門用語を知らない人)にも理解できるように伝えることです。

7) Googleに頼るのをやめる

何かを忘れたとき、私たちは真っ先にGoogleで検索しようとします。

勉強中にこのようなことが起こった場合は、すぐにGoogleを使うのではなく、まずは推測してみましょう。

その後にGoogleを使って自分の推測が合っているかを確認します。

今後、以前に学んだことに確信が持てないときは、まずアクティブリコールを使って思い出してみてください。

忘れてしまった用語や概念は、おそらく以前に習ったことがあるものです。 答えはあなたの脳の奥部にあります。あなたはそれを引き出さなければなりません。

学習に積極的に参加する

アクティブリコールとは、以前に学んだことを思い出そうと努力することです。

そうすることで、長期的に記憶力を高めることができます。

だからこそ、アクティブリコールは重要な勉強法なのです。

これらのヒントが、あなたの学習時間を有意義なものにする一助となることを願っています! その他の学習ヒントやGoodnotesニュースについては、ニュースレターにご登録ください

Goodnotesはお客様のユーザ体験を向上し、通信データを解析するためにCookieを使用します。どのCookieを使用しているかについての詳細は、弊社のCookieポリシーをご覧ください。継続してサイトをブラウズすることで、お客様は弊社のCookieの使用に同意するものとします。“環境設定”から設定内容を調整することで同意を撤回することができます。