勉強のヒント

ハーバード生のように勉強する方法:トップクラスの学生が教える14の勉強法

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勉強は難しいものですが、 効率よく勉強するのは さらに難しいですよね。

勉強の仕方がわからず、シラバスや論文とにらめっこした経験があるのは、あなただけではありません。

そこでGoodNotesでは、アイビーリーグ校の学生を含む優等生たちから、勉強のコツを集めてみました。

彼らが学業で成功を収めるのに役立った経験やコツを共有してもらいました。あなたもぜひ、効果的な勉強法を参考にしてみてください!

もっと読む:デジタルステッカーのガイドをご覧ください。

1. 物事を先延ばしにしがちですか? 勉強時間を事前に計画しましょう

勉強のスケジュールを立てることは、直前になって詰め込み勉強をすることで、緊張や不安で混乱することを避けるために非常に重要です。

そのためには、毎日勉強する時間を確保しましょう。 1時間ずつ、特定のタスクに割り当てることも。 大きな課題を扱いやすい小さな課題に分解することで、不安を和らげ、先延ばしにすることを防ぐことができます。

「締め切りが多過ぎで圧倒されてしまい、どうやって勉強したらいいのか、何から始めたらいいのかさえ分からなくなることが良くありました。 落ち着いて、計画を立てて初めて、それが管理可能なものであり、計画にさえ従うだけでいいのだということに気付きました。 やるべきことがはっきりしてからは、先延ばしをしなくなり、生産性が高まったと感じました」。

- Christina Sorochinsky、ハーバード大学、物理学。

主なポイント:

  • 大きなタスクをより小さく、管理しやすいタスクに分割する
  • 勉強時間中にプランナーに予定を書き込む

2. 2. 授業中は良く話を聞き、復習を早く始める

授業に出席しましょう。 時として、それだけで十分です。 研究によると、反復はすべての学習における第一原則です。 つまり、授業に出席し、さらに復習することで、講義内容を二度学習することになるのです。 これにより、勉強方法がよりよく理解し、情報をより早く消化することが可能になるのです。

「すでに授業には出席している」というあなた。 時には、出席するだけでは足りない場合があります。

「講義の際は1列目から3列目までの席に座るのが好きです。なぜなら大きな講義室がより小さく感じられ、より興味をそそられるからです。 また、講義中に質問したりノートを取ったりすることができるので、後で勉強する時間を大幅に節約することができます」。

- Celine Yung、タフツ大学、工学部心理学専攻。

主なポイント:

  • 実際に授業に出席する:録画された講義は、学習の代わりではなく、学習を補完するのに有用なツールです。
  • 何度も教材に触れることで、最適な学習方法を見極めることができる
  • 授業では前の方に座り、質問したりノートを取ったりして、積極的に参加する

3. 間隔をあけて反復することで、集中力を持続させる

研究によると、短い休憩(5分から60分)を取ることで、脳をリフレッシュさせ、再活性化し、長期的に生産性と集中力を高めることができるとのことです。

有効なテクニックとして、ポモドーロ・テクニックが挙げられます。 ポモドーロ・テクニックとは、1つのタスクに25分間集中して取り組み、その後5分間の休憩を入れるという時間管理法です。 連続4回の休憩の後、さらに長い休憩を取ることもできます。 このように短い休憩の間隔を空けることで、新鮮さと生産性を維持し、勉強時間を最大限に活用することができます。

「ポモドーロ・テクニックを使うことで、生産的に勉強する方法が分かるようになりました。 休憩を全く取らない場合よりもずっと長い勉強時間を乗り切ることができました」。

- Evelyn Howe、プリンストン大学、社会学

あなたのニーズに合わせて、ウェブでもアプリでもポモドーロタイマーを利用することができます!

主なポイント:

  • 休憩は長期的に集中力を高めることができる
  • ポモドーロ・テクニックを使って、生産的に勉強し、集中力を持続させる方法を学びましょう

4. 勉強グループを活用する 

300ページの資料を目の前にして、一体どうやって読み終えようかと途方に暮れたことはないでしょうか? 皆も同じ気持ちです。 そんな時こそ、勉強会があなたの学業の成功にとって重要な役割を果たします。

授業初日にみんなの電話番号を聞いて、学期の早い段階で勉強グループを作りましょう。 そうすれば、作業を分担して各メンバーに割り当てることができます。

これにより、勉強時間が短縮されるだけでなく、グループの他のメンバーにあなたの担当部分について教える際に、あなたの記憶の中で情報が強化されます。 また、その教材をどのように勉強するのが一番効果的か、アイデアを共有することもできます。

「これは、授業内容を暗記するときに特に役に立ちました。 心理学は非常に内容の濃い授業で、膨大な量の読み物があります。 作業を分担することで、読み物をするのがそれほど大変に感じなくなり、勉強がより協力的で楽しいものになりました。 2学期目に勉強グループに参加した後、成績が急にアップしました」。

- Meagan Chau、ブリティッシュコロンビア大学、心理学専攻。

主なポイント:

  • クラスの人と仲良くなり、勉強グループを作る
  • 勉強や読み物をグループのメンバーで分担する
  • 共有の学習ガイドを作る
  • みんなで集まって各セクションを確認し、内容を教え合い、勉強方法のアイデアを共有する

5. 先延ばしにすることを防ぐために、勉強している自分をタイムラプスで録画する

時には、どうやって勉強するかではなく、どうやって集中力を持続させるかということの方が重要な場合があります。

他にもやるべきことが山ほどある中で勉強するのは大変です。 とりわけ勉強の追い込み時期には、携帯電話やソーシャルメディアの方が書かなければならない論文よりも興味深く感じられ、気が散ってしまうものです。

そんなときは、1つのタスクに長く集中できるようなちょっとした方法を見つけると非常に便利です。

「くだらないと思われるかもしれませんが、私は携帯電話を立てかけて、勉強中の自分をタイムラプスでビデオ撮影するのが好きです。 そうすると、スマホをいじることができないため、集中力を持続させることができるのです。 また、自分の行動に責任を持つことができ、おまけとして楽しい動画ができ上がるので、楽しいのです」。

- Lynn Lee, イェール大学、歴史学。

Lynnが語る「自分の行動への責任」とは、実際の研究に基づくものです。鏡などを前に自分の姿を映して勉強したり決断したりすることで、より自己認識が深まり、自分のモラルとより一致させることができます。 (詳しくは、こちらをご覧ください)

今度、気が散っていることに気付いたら、携帯電話を取り出して、録音ボタンを押してみましょう。

主なポイント:

  • あなたの生活において気を散らすようなものにアクセスできないよう、工夫する
  • 先延ばしにするのを防ぐために、勉強している自分のタイムラプスを撮る

6. 能動的学習のテクニックを身につける:読むことは勉強することとは違う

ただ読んでいるのか、勉強をしているのか。 世間一般に信じられているのとは反対に、実はこの2つはまったく異なるものです。 教科書をただ読むのではなく、読んだばかりの情報を自分の言葉で要約したり、他人に概念を教えたり、フラッシュカードを作ったりするなど、より能動的な学習テクニックを実践してみましょう。

「私が気に入っている効果的な勉強法の一つは、読んでいる情報の概要を作成することです。こうすることで、異なる情報がどのように組み合わされ、包括的なテーマと関連しているのかをより良く理解できます。 この方法は、暗記プロセスを短縮し、授業内容をより深く理解するのに役立ちます」。

- Sophie、ミシガン大学、統計学専攻

「また、時間に余裕のある友人に勉強内容を教えることも本当に役に立つと実感しました。 授業の概要を誰かと一緒に確認することで、より明確かつ簡潔に情報を説明しなければならなくなるので、私自身の理解も深まります。 通常、試験の直前で、すでにほとんどの内容に精通しているときに、自信を付けるためにこのようなことをするのが好きです」。

- Anna, イェール大学、コンピューターサイエンス

主なポイント:

  • 能動的な学習テクニックを導入する
  • 概要やスタディガイドを作成する
  • 他の人に教える

7. 試験前夜は8時間睡眠を確保する

「もっと寝なさい!」 多分何度もこの言葉を聞いたでしょう。 でもこれは真実で、実際に効果があります。 まだ半信半疑の方は、Nicoleの話を読んでみてください。彼女はこのテーマについての授業を受けた学生です。

「記憶のほとんどは睡眠中に形成されるため、睡眠は暗記に本当に役立ちます。 試験前夜、もっと勉強するか眠るかの選択を迫られたら、私は眠る方を選びます。 以前、もっと勉強することを誤って選んだことがありますが、一晩中読んでいた本の内容をほとんど思い出せず、成績が落ちたことを覚えています」。

- Nicole Lee、ハーバード大学、社会学専攻

学生である以上、勉強を先延ばしにしたり、直前に詰め込んだりすることは避けられません。 よって、本当にどうしようもない場合は、試験の2日前の夜は睡眠時間を減らし、前夜はしっかり8時間寝るよう、ニコールはアドバイスします。

主なポイント:

  • できるだけ睡眠を取る
  • 記憶は睡眠中に形成される
  • 試験前夜はしっかり8時間の睡眠を取るようにする

8. 長文の要約にAIを使う

AIは無限の可能性をもたらします。 「チャットGPT、私のエッセイを書いてください」 なんてことはもちろんおすすめしませんが、AIは膨大な研究の要約や講義ノートの記録など、時間を節約して勉強の苦痛を軽減する素晴らしい機能を提供してくれます。

「私はAIを使って必読文献を要約するのが好きです。 多くの時間を節約でき、何ページもの資料に目を通すよりも、理解することに多くの時間を費やすことができます」。

- Jacqueline Lo、南カリフォルニア大学、ビジネス・メディア・映画芸術専攻。

勉強時間を確保するのが難しいことはよく分かります。 そのようなときは、AIを活用してみてはいかがでしょうか?

主なポイント:

  • 読み物の要約にAIを使う
  • AIは勉強時間を短縮できる

9. 分解する:視覚化することで理解を深める

抽象的な概念を理解するのは容易ではありません。 何度も何度も読み返すことに膨大な時間を費やし、どのように勉強すればよいのか悩むよりも、より簡単な言葉で視覚化してみてはいかがでしょう。

視覚化の効果的な方法として、ノートのさまざまなトピックをすべてマインドマップにする方法が挙げられます。 これにより、すべての小さな要素がどのように関連し、互いに積み重なって、より大きく複雑なトピックに到達するのかを視覚化することができます。

「私は、複雑なトピックを、消化しやすい小さなグラフに分解して、一度に一つの事柄について考えるのが好きです。 複雑な概念を個々のステップに分解することができるので、経済学のような科目では特に役立ちます。 正直なところ、私はこの方法をすべての教科で使っており、小学3年生の頃から算数の単語問題を解くために絵を描いていました」。

- Ethan Lau、コーネル大学、経済学専攻。

要するに、 どんなに複雑なことでも、シンプルな用語に分解すれば理解できる、ということです。

主なポイント:

  • 大きなトピックを小さく分解する
  • トピックを理解できるようにイメージを作り、視覚化する

10. 照明、騒音レベル、座席の配置、勉強スペースの色に至るまで、注意深く工夫する

フロー状態。 勉強しているとき、理想的にはこの状態になりたいですよね。 では、この比類ない集中力を得るにはどうすればいいのでしょう? 良好な学習環境を整えることです。

これは人によってさまざまです。 自分の部屋で勉強するのが好きな人もいれば、図書館が好きな人もいます。 一人で勉強するのが好きな人もいれば、勉強グループで勉強するのが好きな人も。 どのような環境であってもいいのですが、自分にとって最適な環境を見つけることが重要です。 光、騒音、座席、さらには色といった要素が、やる気やエンゲージメント、集中力のレベルに影響を与えることが研究で明らかになっています。

「深夜、勉強しているときに友達に電話するのが好きです。こんな時間でも他に起きている人がいる、と感じて安心します。 ほとんどの場合は会話もせず、ただ黙々と勉強しているのですが、それでも勉強を長く続けることができ、過度に不安になるのを止めるのに役立ちます」。

- Wren Opperman、ハーバード大学、社会学。

多くの人がこのような思いを共有しているようです。勉強法を教えている多くのコンテンツ制作者も、「Study with Me」という勉強会をオンラインで実施し、一日中いつでも参加できるライブストリームとして配信しています。

ライブストリーミング、一人または少人数での勉強、図書館やカフェでの勉強など、自分に合った方法を見つけて、それを継続することが重要です。

主なポイント:

  • 自分に合った勉強環境を見つける
  • これは人によってさまざま!
  • ライブストリームは、勉強を継続させるのに役立つ

11. 試験前に過去問を使って理解度を試す

試験の準備は万全ですか? 自分の理解度を確認し、進捗状況を把握するために、集中的に勉強する期間の前、中、後に過去問を解いてみましょう。

「過去問を使うことで、勉強を始める前に、自分が何をしっかり理解しているのか、何に焦点を当てる必要があるのかを知ることができます。 より注意を払う必要があるトピックをすぐに特定できるので、時間の節約になります。 また、勉強をする際に過去問を繰り返し解くのも好きです。すぐに答え合わせができ、 正しいか間違っているかが分かるところが気に入っています」。

- Ric Tse、香港大学、国際ビジネス・グローバルマネジメント専攻。

過去問を解くことで、試験で出題される問題の種類に慣れることができ、アクティブ・リコール(過去に学んだことを思い出す勉強法)を促すことができます。

主なポイント:

  • 学習を始める前に練習テストを受け、学習の途中にもう一度受けてみる
  • アクティブ・リコールは、自分がどれだけ知っているかを測るのに効果的な方法です。

12. アクティブ・リコールと頭の整理にデジタルフラッシュカードを使う

アクティブ・リコールで理解を深めるもう一つの方法は、フラッシュカードを使うことです。

フラッシュカードを作成し、復習するというプロセスを繰り返すことで、何度も教材に触れることになります。 また、テストのような形式で各トピックを提示するため、すべてのトピックを楽々理解することが可能です。

フラッシュカードを使う最大の難点とは? それは驚くほど簡単に失くしてしまうところです。 幸運なことに、この度GoodNotesよりデジタルフラッシュカードが利用できるようになりました。 これによって、年間を通して同じフラッシュカードを使うことができ、膨大な数のカードを管理する心配がなくなります。

主なポイント:

  • 効果的に勉強するための方法としてフラッシュカードを作成する
  • デジタルフラッシュカードを使うことで、アクティブ・リコールでより多くの情報を保持することが可能

13. 体を動かして勉強の効率を上げる

散歩をしましょう。 冗談ではありません。

無数の研究が、体を動かすことで注意力や批判的思考力が向上することを示しています。 実際、運動は数学と読解力の向上に特に効果があることが分かっています。

だから、もしイライラしたり、永遠に問題を解き続けているような気分になったときは、 一息ついて、勉強から一歩離れ、散歩に出かけましょう。ほどほどに勉強することでむしろ大きな効果を挙げることも時にはあります。

主なポイント:

  • 短時間の散歩や何らかの運動をすることで、集中力と批判的思考を高めることができる

14. 講義室に入るたびに教授に挨拶する

最後になりましたが、教授と親しくなりましょう! 講義では前の席に座ったり、ゼミで発言したり、試験の復習をするために教授に会ってもらえるようお願いするなどして、あなたの意欲を教授に示しましょう!

「私は高校時代、多くの競技スポーツに打ち込んでいました。 遠征で何週間も学校を休むことがあったので、先生と常に連絡を取り合い、どのように勉強すればいいかを尋ねたり、私が気にかけていることを先生に伝えたりすることがとても役立ちました。 そうすることで、先生たちは提出物の期限を延長してくれたり、推薦状を書いてくれたり、必要なときに指導してくれたりしました」。

- Audrey King、ハーバード大学、英語専攻。

考えてみれば、試験や論文の採点をしてくれる人と親しくなることは、決して損にはなりません。 今度、授業中に発言しようかどうしようか迷っているときは、 積極的に発言しましょう。

主なポイント:

  • 授業中に発言をする
  • 教授に挨拶する
  • あなたの論文を採点してくれる人たちと親しくなることは、長い目で見れば大きなプラスになります!

これらの勉強法のヒントで、あらゆる学業上の目標を達成しましょう

成績アップに向けての旅を決意しましたか? その他の勉強法についてはこちらをご覧ください!

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